ワインは体に良いのか?

昨日、ワインをほんの少し飲んだのですが、今朝、起きた時に頭が痛かった。この原因が知りたい。ワインは、体に合わないのかも。

否、添加物の量が問題と言えそうだ。

オーストラリアワインの添加物の量を調べないと。

種類オーガニックワインヨーロッパ日本
オーストラリア(EU基準)
(残糖分が1リットルあたり2gを超えない一般的な辛口ワインの場合)
(EU基準)(厚生省基準)
赤ワイン100mg/L150mg/L350mg/L
白・ロゼワイン150mg/L200mg/L350mg/L

オーストラリアのワインは一般的に高品質で評価されていますが、一部のワインには添加物が含まれている場合があります。以下に一般的なオーストラリアワインの添加物の例を挙げます。

  1. 二酸化硫黄(亜硫酸塩):二酸化硫黄は、ワインの酸化や微生物の成長を抑制するために使用される一般的な保存料です。ほとんどのワインには少量の二酸化硫黄が含まれていますが、ワインの製造者は使用量を制限しています。
  2. 酒石酸:酒石酸は、ワインの酸味を調整するために使用される酸化防止剤です。酒石酸は天然に存在する成分であり、ワインの品質を改善するために添加されることがあります。
  3. バイオレンス:バイオレンスは、醸造プロセス中にワインの澱(沈殿物)を取り除くために使用されるクレイ鉱物です。これにより、ワインの澄みやかさが向上します。
  4. ゲル化剤:一部のワインには、安定性や口当たりの改善のためにゲル化剤が使用されることがあります。例としては、カラギーナンやアルブミンなどがあります。
  5. フィンディングエージェント:ワインの澄みやかさを向上させるために、フィンディングエージェントが使用されることがあります。例としては、ベントナイト(モンモリロナイト)やイシンラス(魚の鱗)などがあります。

これらの添加物は、ワインの品質や安定性を向上させるために使用されますが、規制や基準に従って適切な量が使用される必要があります。また、多くの製造者は、オーガニックや自然派のワインを提供しており、これらの添加物を使用しないか、使用量を最小限に抑えています。ワインのラベルや製造者の情報を確認することで、特定のワインに使用されている添加物についての情報を入手できます。

ワインの健康効果

ワインには一部の健康効果があるとされていますが、適度な摂取が重要です。以下にワインの健康効果と注意点をまとめました。

  1. 抗酸化作用: ワインに含まれるポリフェノールは抗酸化作用を持ち、体内の酸化ストレスを軽減することがあります。
  2. 心血管への効果: ワインに含まれるポリフェノールの一つであるレスベラトロールは、心血管疾患のリスクを低減する可能性があるとされています。ただし、効果は個人差がありますし、他の健康習慣(バランスの取れた食事、適度な運動など)も重要です。
  3. 血液中の脂質の改善: ワインの摂取は、高脂血症の改善につながる可能性があります。特に赤ワインに含まれる成分が好ましいとされています。

しかしながら、ワインを健康に良いとするには以下の点に留意する必要があります。

  1. 適度な摂取: ワインはアルコールを含んでいますので、過剰な摂取は健康に悪影響を与える可能性があります。適量は、一日に女性で一杯(約150 ml)、男性で二杯(約300 ml)以下とされています。
  2. 健康状態との兼ね合い: アルコールの摂取は、特に妊娠中やアルコール依存症の傾向がある場合など、健康状態によっては避けるべきです。また、特定の薬物との相互作用や、既存の疾患の悪化を引き起こす可能性もありますので、医師と相談することが重要です。
  3. 個人差の存在: ワインの効果は個人によって異なる場合があります。遺伝子、健康状態、生活習慣などが影響するため、一概に全ての人にとって良いとは言えません。

総括すると、ワインには一部の健康効果があるかもしれませんが、適度な摂取と個人の健康状態に配慮することが重要

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